MIWA PR シリンダーのメンテナンス

今日は家用の鍵穴(シリンダー)の仕事の話です。


 日本で60%以上のシェアのある美和ロック(株)のオリジナルディンプルキーであります。

このシリンダーデザインもよく使いやすさもよくて、ゼネコンにもものすごく採用されておりかなり普及しております。

しかし、住宅扉の環境によってはかなりホコリが溜まってしまうケースがあります。マンションの風当たりのきつい位置の扉や、一戸建ての玄関にも風の影響が出ます。

最初はスムーズでゴキゲンで使えていたカギも何年か年数が経ってきて鍵の回転に支障がでてくる場合があります。


 そこでこのフクロウのマークのお店 SD店(サービス代行店)である当店の出番になります。

回転が渋くなってくるとたいていのご主人は、ク○556 またの名をCRC これを鍵穴に差します。  

これは油分が強く、機械の部分には非常に効果をもたらすのですが、鍵の穴には向いていません。というか絶対にスプレーしてはいけないのです。

鍵の中身には、本当に細いバネや部品が一杯入っています。これに油が入ってくるとハジメの内は効果があるように思いますが、やがて・・・・・

油分が中のゴミやホコリと固着して、カギが刺さらない! あるいは カギが回らない! という現象になってしまいます。



そうなった依頼の対処は・・・・

 日本ロックセキュリティー協同組合の製品であるクリーナー、ブロアー、スムーサーでメンテナンスします。


 ゴミが溜まっていますね。


  

本当は全部バラして掃除したいのですが、組み立てがものすごく厄介なので今回は半分ずつヨロイをはずして隙間をクリーナーで油分やホコリ、ゴミを掃除しました。


 ブロアーで水分とゴミを飛ばします。


 組み立てでヨロイが甘くなっている場合、ポンチでカシメを強くします。


 スムーズに動いて欲しい箇所にスムーサーを噴霧します。もちろん鍵の穴の中にも!


 最後にキーを出し入れして、バネの動きやロータリータンブラーの回転など動きをチェック! 当然ダメならやり直しです。


 無事上手くいきました!



動きが渋くなってきたら早めにご依頼ください! 完全に元の状態に戻ります。 普段の使用感がまったく楽になります。費用もそんなに高くありませんよ。


是非当店までご依頼ください